
M Classicのご紹介
2026年07月15日 17:51
岐阜県関市にある、M Classicの紹介です。
当店は、モノづくりの町、岐阜県関市でBMW Mモデルのネオクラシック、ヤングタイマー世代の車両を扱うショップです。
V10 E60 M5のMT換装仕様など、日本にはない特別な車両を、高度な技術力を持つ海外のショップと提携をして、皆様に提供いたします。
現在、くるま選びドットコムで、E60 M5 正規ディーラー車、右ハンドル仕様をMT換装した車両を販売中です。
塗色は、E60 M5のカタログカラーであるインターラゴスブルーで、この色はE46M3の限定車で初めて採用され、60M5、92M3にも採用された、非常に人気の高いスポーティーな紺色となります。
販売価格が車両本体税込み928万円と、大変高くて申し訳ございません。
当初はもう少し低めに設定する予定でしたが、日本から海外に輸送して海外の専門ショップで改造を行い再度日本に輸送し、日本で改造申請を行って車検を再度取得するという非常に手間とコストをかける必要があり、しかも、ここ数年でベース車両も為替も海上輸送も改造パーツ(特にMTトランスミッション!)も、あらゆるものが値上がりしていく情勢では、この値段設定が精一杯でした。
一方で、日本国内、いや、世界に目を向けてもE6X M5、M6のMT化にこのような純正レベルで達成できているのは当社の提携ショップしかありませんので、皆様にV10 MTをお届けするにはこのコストのかかる方法しかありません。
提携ショップでは、これまでにE6X M5、M6を何台もMT換装していますが、中には、見よう見まねでMT換装しようとしても換装しきれず不動状態に陥った他のショップの車両が持ち込まれることもあるなど、F1メカニックとして(V10時代は終わった後ですが、ウィリアムズF1チームのNo2メカニックです!)の高い技術を基に、純正レベルでのMT換装を達成しています。
私たちは、ブレグジット、米中対立、コロナ、ウクライナ、ガザ、イランと目まぐるしく変わる世界情勢の中で、本当に価値あるモノが昨日と同じように明日もあるとは限らないことを学びました。
人生のもっとも大きな買い物は、家とクルマと腕時計と言われていますが、いずれのモノもまた、出会いと購入は一期一会と言われています。
E60 M5は、Mモデルの中でも長らくその価値が無視され続けてきた最後のMと言われていますが、その一番の原因はSMGⅢにあります。
SMGは、SMG、SMGⅡと進化を続けて、SMGⅢも決して出来は悪くないと思いますが、機構がシンプルだった前2モデルに比べて複雑すぎる制御とV10のハイパワーを持て余して、かえってクルマの性能の足かせになってしまい、また、E60世代からクルマの設計思想をテクノロジーが車両の保護を最優先としたために、容易に車両やエンジンを停止させる方向に向けられてしまっています。
E60M5が出先で突然不動になってしまう最大の原因はSMGⅢです(SMGⅡまでは、不具合があっても車両自体を止めたりしません)。
V10エンジン自体は、既知のウィークポイントさえ対処してあげれば、何万キロでも走れることが海外の過走行車で実証されています。
当社は、MT換装を行うことで、E60M5最大のウィークポイントを解消し、車両本来の性能と、人がクルマを操るというクルマ本来の姿に戻すことを重視しています。
安い買い物ではありませんが、不安定で精神衛生上もよろしくないSMGを、枯れた技術である6速MTに置き換えることで、将来の車両維持コストを劇的に下げることも可能となります。
ぜひ、現車をご確認いただき、試乗を行ったうえでご検討をいただければと思います。